最終話:一陽来復
らんな『zzz...❏┌(。△。)┐ハッ!』
ガバッ!!汗が玉のように吹き出し、全身びっしょりで飛び起きるらんな。
ここは……寝室……?
血生臭さ、
ベリルの熱風、
焦げた匂い……どれも夢には思えない。
まるで時空を旅してきたように…。
らんな『あれは…
ミライの世界だったのかな、かな…?』
手早く着替えて外に出る……
何も変わってなければ良いんだけど……!
らんな『ふう……』
安堵のため息をついた途端……
らんな『だ……だいじょぶ?!』
おもわず駆け寄りヒールをかけるらんな
リーダーらしき男は『ありがとうございます』と深々とお辞儀した。
そのあとリーダーらしき男が、1番最年少らしき女性に向き直りこう言った。
『えっ?!そんなっ!!
魔法もうまくなるから、練習するからっ!』
『いや、そもそも向いてないんだよ、お前は!魔法の暴発なんて聞いたことがない』
ぎゅっと杖を握りしめる女の子は、悔しそうに上目遣いでリーダーを睨んでいる。
『ううう……』
『せっかく新しいギルド決まったのに……』
悔しくて悔しくて涙が溢れてくる。
『くっ……うっ……』
らんな『あなた……リィムちゃん?』
リィム『えっ?!(ㆁωㆁ*)
なんでリィムの名前を…?!』
夢で見た女性に間違いない。夢の中ではもっと大人だったけど……この子は随分と若い。
前回の冒険で拾ってきて倉庫に入れてたもの。ヴェルヌにはちょっと合わない魔法よりの槍だ。
夢の中と同じなら化学反応が起こるはず…!
らんなはドキドキしながら槍を手渡した。リィムが槍を握りしめるとその槍を持つ手から眩しい光が溢れだす!
とても暖かく、なぜか……懐かしい……
くるくるくるっ!
槍はリィムの手の中でたのしく踊るように躍動する。まるで主人を待ってたかのようにしっくり手に馴染む。
リィム『これすごいっ!
リィムっ!槍のほうが合ってるみたいっ!なにこれ!!身体が……軽いっ!!』
らんな『良かったね!
わたしはらんな。ソフィアの聖職者よ』
リィム・トルヴェリア!』
心底嬉しそうに名前を誇らしげに名乗る少女の屈託のない笑顔に、らんなはミライが変わっていくのを感じていた。
あ、実はリィム、後に先程の若きサブマス『ゼノ』のたち上げるギルドのサブマスのひとりになってすごい活躍をするのだけど……
それは少しだけ先の未来のお話(o^-')b♬
そういえば……
ユメの世界とは大きく違っている。
アシュリーはわたしの中だけど、良い子に育ってる。パパも元に戻ってるし……
アユミちゃんだって………いる!
もし……
あのユメがこれからミライに起こる史実の世界線だったなら……
もし……
昨日のユメが何かの警告だったんだとしたら……
わたしたちは『if……』を覆せるかも知れない
32年後
if...の世界
過去に戻って生き延びなさい……
お母さんはもう……むり……』
少年『イヤだよ、イヤだよ!』
致命傷を負った母、しがみつく子…
小さな小屋で消えゆく生命がここにもあった。
母『早く……もう見つか……る……っ!』
差し出された懐中時計は最後まで掴めなかった。取った瞬間に『ママが死んじゃう』と思ったから。
しかしその僅かな抵抗も全く意味がなかった。
パタッ……差し出した手が頽れた。
『ママっママああああっ!』
『くっそぅ…!
絶対に……いつか魔族を倒してやる!
ママっ見ててよっ!!』
エンディング
一陽来復
今回の四字熟語は一陽来復(いちようらいふく)でした!
『悪いことの後に良いことが来る』みたいな意味があります。
今回のタイトルの漢字はこんな意味ですね。
逸……逃げる、離れる
遥……距離や時間が大きく離れている
徠……来させる、呼び寄せる
復……そして繰り返す。
と、こんな意味になっています。
最後まで見ていただいてありがとでした!
また次回作も考えていきますのでまた見てくださいね(o^-')b♬
感想とかいただけるととっても嬉しいです。
でわでわ……
今日も元気に
行ってらっしゃーい♬
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
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