曖遠の希援

第4話:闇夜の樹林

EPISODE 4 高速読み込み

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー

らんです。




さてさて今日はらんな劇場


曖遠の希援

第四話をお届けしまーす!



【あらすじ】

怒り狂うラヴァーカの群れ。思わず使った新魔法『テレポート』の暴走でトーラム世界の船の中に飛ばされるらんな。

そこで出会った小雪は何者なのかっ?


それでは第四話お楽しみ下さーい



ぶーーーー(はじまる音)




ゴゥンゴゥン………ゴゥ……

ゴン!ザザザザ………


船が…とまった。



港についたようで、談笑していた男たちがわらわらと船を降りるのがわかる。


幸い船倉には誰も来なかったのは幸いだった。

小雪『あ、おねぃさん!

その樽の上にここの鍵を置いてたよ。』 




どれどれ…?ホントだ……(ㅍ_ㅍ)

なんか雑だなぁ……



そんなに統率されてないのがありありとわかる。軍はもとより海賊だってある程度の規則があるし、ボスの命令は絶対。

ボスが無能なのか、それとも不在なのか……

さしずめ新勢力の海賊ってとこかな…?



カチャン!!

それはさておき、カギがすぐに手に入ったのは幸いだった。牢を開け、船倉から出るふたり。


らんな『わああ……飲み散らかしちゃって……』



散らかった広間には飲みかけの瓶やオツマミが乱雑に放置されている。


片付けたい衝動に駆られるが……

ここは逃げなくちゃ!


……行こう!



小雪の手を引き外に出る。



小雪の足にあわせて森の中に入りこみ……

木々に隠れながら走りつづけた。



はぁ……はぁ……

ここまでくればだいじょぶかな…かな…?




だいぶ遠くまで移動したからさすがにここまでは来れないはず…!


ふたりは歩き始めた。

らんな『小雪ちゃん……はどうしてあの船に?

あれ…海賊船じゃん(ㆁωㆁ*)』


小雪は寂しそうにうつむいて、ポツリポツリ…と話し出す。


小雪『私……実は家出したんだ。

今の家がイヤで……。


ずいぶん前に亡くなった、お父さんとお母さんの事、あまり覚えてないんだけど……良く船にのせてもらったのだけは覚えてる。



なので……

船の中がなぜか落ち着くの……』


らんな『そっか……』

らんなは言うべき言葉が見つからず、口ごもった。


さぞかし寂しかったろう……。



この年齢での壮絶な両親との別れ。

らんなも両親とも死別の経験があるが大人になってからであるし、妹たちの世話で忙殺されてたのもあったのもあるけど。



まぁ……

らんなの両親は幸い結果的には生きてたのだが……(『神翼の系譜』『守護りの軌跡』参照)




でも小雪はまだどう見ても子ども。


らんな『なんか、ごめ……』


悲しみに暮れているであろう、小雪の顔を覗き込むと……

にぱっ✧(๑❛ω❛๑)

え!?

小雪『あんなとこにりんご🍎がっ!

おいしそーです〜♬』


全く悲しさを感じさせない小雪の満面の笑みと食欲に、カクッとコケそうになる


………だいじょぶそうね(ㅍ_ㅍ)




…………。

かくしてらんなと小雪の旅が始まった。





ここは……どこなんだろう……


鬱蒼と茂った森、ソフィア周辺では見たことのない木々……

どっちに進めばいいんだろう……うーーん


そもそもソフィアの街でも出口を間違えかけるらんなさん。帰れるのかな、かな……




しゃりしゃり、こくん!

そんな事を考えている間も、りんごを食べてごきげんになった小雪はずっと話し続けている。


今のお話は……そうそう

家出した経緯だったかな……?


小雪『でね、でね…!聞いて?!


そのひとさ!


どう見てもおじさんなのに、急に自分は【兄】だとかなんとか言ってきてね、笑顔は作り物だし、ご飯はまっずいし、口うるさいし、束縛するし!  


んで、あったまきて家出してきたんだよ』


家出少女かぁ……


でも心配してるだろうし…なんとか送り返してあげなくちゃね。 



そんなこんなで一日が過ぎた。


その日の夜

パキッ………


小枝を踏む音で小雪は飛び起きた。



身の危険を感じ、ゆさゆさとらんなを揺さぶり起こそうと、『おねぃさん、おねぃさん!』


小雪は知らなかった。

らんなの寝起きの悪さは半端ないのだ。

うらんに言わせると

『かだるかのんでもおきない』だそうだ…。


小雪『起きてってば!ねぇ!』


ガサガサと迫ってきたのは野生の猛獣…

サーベルワンっ!




ガるるるッ!!

小雪と目が合う……。

なにも……なにもできないっ(。>﹏<。)



明らかにこちらを食料として見ているのは明らか。『いつでも飛びかかれますよ』といった感じで逃げ出せないようにウロウロと範囲を狭めていく。



う……

小雪がうごけないでいると、猛獣は寝ているらんなに標的を変えた。



……狩りをしなくても……食料があるわけだ。

小雪『おねぃさん!

おきてっ起きてってば!!!』


猛獣がノソノソとらんなに近寄っていく。



ガゥっ

獣の短く吠えるとまたたく間に獣の数が増えていった。それぞれの鋭い犬歯からは大量のヨダレが滴って……



やがて一頭がらんなに飛びかかったっ

ガウッ

小雪『おねぃさんっ!!!』


つづく




  次回予告

樹林の中で獣に襲われるふたり。

虚空から飛びかかる牙……果たして逃げおおせるのかっ?!

次回

曖遠の希援第五話『虚空の獣牙』

お楽しみにね(o^-')b♬


次回↓




でわでわ……


今日も元気に

行ってらっしゃーい♬


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆







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