第5話:進化
らんです!
さて今日は
このお話はアイオールさんが考えてくださったストーリーをもとに編集・追記したものになります。
【あらすじ】
それでは第五話をお楽しみ下さーい!
ぶーーーー(はじまる音)
2年後
それからさらに2年。
魔族は更に強大になっていった……
他にも別動数部隊に分かれ、それぞれがギルドマスターを指揮。
ギルドマスターがパーティリーダーを、リーダーがメンバーを指揮する超巨大組織がまとめ上げられていた。
そんな中……
マティアは政治的駆け引きが悪魔的に上手く、ターゲットになった者は『いつの間にか』手伝うことになっているのが恐ろしい。
よかったね!!鍛えてくれるって』
ゼノ『お、おいっ!』
マティア『うん?』自らの意思を、頑なにしてようが何をしようがいつの間にかマティアの意のままに使われているのである。
この『うん?』にやられて全員なぜかやられていくのだ。
サブマス『(ㅍ_ㅍ)……ますたー?』
マスターの威厳もあったものではない
ゼノ『……ったく……
おいこっちだ、訓練するぞ!』
新人『はいっ!』
サブマス『……しっかりしてくださいね?』
ダメージディーラータイプではないし、メインタンクというわけでもない。
しかし洞察力や指揮力は突出しており、そこには絶大な信頼が置かれている。
メガレイドの象徴【折れてはいけない錦旗】として、マティアやクラウスの支えもあり、威風堂々とメガレイド指揮官として君臨している。
クラウスは後のインタビューでこう語る。
クラウスが部隊の中ではオールラウンダーで何をさせても一定以上の功績を上げるいわゆる『天才肌』
メガレイドが数部隊できた事で、劣勢だった冒険者側は、魔族への専門性を共有し反撃に転じていた。
出現した魔族の撃退はもちろん、ゲートの封印まで行うことで30年数年ぶりの平和が目の前に見えてきていた………
が………
同時刻 某所
らんなの感覚が久々に戻ってきた。
らんな(ナニコレ……飛んでる……?)
夢の中のような不思議な感覚。
意思はある気はするんだけど、わたしの身体なのに自由に動かせない。
ヴァッサ………ヴァッサ……
耳元では聞いたことのない大きな翼で羽ばたく音が背中から聞こえてくる。
首を動かして見てみたいけど身体は一切動かせない。完全に乗っ取られているようだ……。
やがて小さな村が見えてきた。
ん……着陸するのかな、かな……?
と思ったその時っ!
熱いっ!
突然焼けるような熱さが背中を覆うっ!
あちちちちちちちっ!
ナンスンダっ!!!』
ズガガガガゴーン!!!
ランナの突き出した腕から激しい光線が発射され村を破壊したっ!?
(えっ?えっ?!)
着陸と同時に冒険者がわたしに向かって襲い掛かってくる!
(え、どして?!)
逃げたいのに身体は一切動かない。
それどころか『ワタシ』はまた右腕を前にかざす。
さらに破壊と殺戮を繰り返すワタシ……
声は出ないけど思わず叫ぶ……!(やめてえええええええ!!)
アシュリー
『……ウルサイナ!』
アシュリーが何かを唱えはじめ………
身体の内部を爆発させた……。
よくわからないが、
押し出されて派手に転ぶらんなを、目の前に体長10m近くある魔族………アシュリーが見下ろしている。
こんなに大きくなったの?!……と思ったが……
ん?やけに周りの草も大きく成長している。
(えっ)と、四つん這いでワタシが呟こうとしたとき、わたしの喉から出たのはこんな声だった。
なんと猫になってしまってたらんな!
どうなっちゃうのか…?!




