第6話:撤退命令
おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
さてさて、今日もやっていきます!
破竹の勢いで魔族を倒してきたシャルロッテたちのメガレイドであったが、魔族はどんどん強くなり、各地に自然発生したメガレイドも壊滅の知らせが入り始めた。
『申し上げます!ノヴ・サテリカが魔族アシュリーにより…壊滅しました。』
次々に入る報告はどれも悪い知らせばかり。
悪い知らせほど早く報告するのはどの世界でも同じなのだが、こうも立て続けに来るとさすがにしょげる。
メガレイドだけでも全滅するということは、通常編成のパーティの被害については把握すらできていない……
マティア『ありがとう
……ちょっと整理しますね。
現在把握している大きな魔族軍は……
・妖の魔女ドナのアシュリー軍
・異形の操邪メイビス率いるキメラ軍
・謎の単独部隊リコリス軍
と、この3つ。
これらが特に凶悪に強いらしいという話……』
そう、リコリスの軍に強い魔族は把握されておらず『倒すならココから』とも言われている。
リコリスは魔族軍の中でも最弱なのだが、豪運のステータスを持っており、弓矢は突風が吹き軌道を逸れ、剣先もなぜかかわしていまうというものである。
クラウス『叩くなら……ココか……』
マティア『確かにそうですね、弱いものから叩くのは戦争の基本、数を持ってこられるとどうしょうもないですし』
ディグリード『よしっ!
明朝、リコリス軍を掃討する!
メガレイド3隊で囲み、殲滅するっ!』
今まで一番大きくなった『ときの声』が仮王宮に響いた。
テアウス丘稜
リコリス軍は探さなくてもわかった。
単独で攻撃せず必ず複数であたれ!
ブリザードのドームにファイアストームを重ねる!さらに8方向から一斉にアロー発射!
物理職はひるんだら突撃だ!
つづけっ!!!!』
シャルロッテたちに気づいた魔族が宙に浮かび戦闘態勢を取る!
それくらいは織り込み済のメガレイド
マティア『撃ち落とせっ!!』
ジャベリン、自動弓に弓、槍などの遠距離武器隊が正確に撃ち落としていく。
とにかく命中率を高めた複数の矢を複数人で同時に撃つことで回避を防いでいるのだ。
ぼとぼとと落ちていく魔族。
リコリスも瞬時のことでその場から逃げられず、魔法の渦に巻き込まれている
誰もが勝利を確信した。
その時………!
リコリス軍の真ん中から…下級魔族を吸収しながら大きな火柱が吹き上がる。
火柱の中に巨大な魔族のカタチが見え隠れしている。炎柱に包まれた身体から焔が吹き出し渦を巻いている。
『うぅおおおおおおっ!』
雄叫びをあげた一人の剣士がベリルに向かって斬りかかる!
焔帝ベリル・マーカム!
…だめだっ!もどれっ!!』
ぼっ……🔥!
剣士はベリルに剣の尖先も届かぬまま焼失した。
それを全く意にかいさず、ベリルの顔がゆっくりと動き……
ずががががん!
刹那、1番層が厚かった隊列に巨大な火球が着弾し……
爆音と、熱と、高速の熱岩を撒き散らしたっ!
『ココニイテハイケナイ』
全員がそう思った。
ディグリード
『撤退〜っ!撤退だっ!!!
自分が逃げることのみを考えろっ!!』
後方で大きな爆発音が数度起こるなか、メガレイドは散り散りに撤退した。
油断していたとは言え、主力メガレイド3隊の初の敗北はニンゲン側に悲壮感を漂わせるには十分であった……。
つづく
初の大敗北を喫したメガレイド
そんな中ソフィア王より緊急招集がかけられ戦力が補充された。
そんな中にはあの有名な人物が……っ!
逸遥の徠復 第七話 〜老兵〜
お楽しみにね!
焔帝ベリル・マーカムが復活してしまいました。
まさに【初見殺し】初見戦闘ではなすすべがないように見えて、何度か戦うことにより倒せちゃったりするのは現代でも変わらないのですが……
焔帝ベリル・マーカム







