節岐の次代

第7話:宝石巨兵

EPISODE 8 高速読み込み

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー

らんです!





今日は【らんな劇場】

節岐の次代第7話をお届けしまーす!



永久凍土の宝石【エターナル・クォーツ】を求めて過去に飛んできたアユミを待っていたのは、過去の時間が膨大すぎる現実だった。

そんな時、若い頃の司書長らんにゃに会ったアユミは手がかりを見つけてつきすすむ!………


それでは始まりまーす。



ぶーーーー(はじまる音)







暗い森の中をふたりは走る。

草一本生えない生命感のない森は、岩肌が露出していて非常に気味が悪い。

岩肌は丸く抉れており、蛇のような大きな何かが通ったあとのように右へ左へうねっていた。




ホントはもう少し人数が居たほうがいいんだけど、これだけは早めに行かなくちゃ……っ!


ふたりはたったかたったかクローヌの森を駆け抜けた。らんにゃは後ろを走るアユミをチラッと見てみたがけっこう平然と走っている。


ふむ……なかなか鍛えているようね。


というか、おそらくわたしに合わせてくれてるだけで、本当はもっと早く走れるんだろうな……


そんなことを考えながら暗い森をひたすら走った。


 



しばらく走り、大きな広間に出るとふたりはいったん立ち止まった。

………疲れたわけじゃない。


ここからは少し慎重に行かなければならない。

……そんな雰囲気がこの森を覆い尽くす。

枯れているのかいないのか……

白い幹の大きな木とよくわからない胞子……


ここの森だけは生態系がまるで違う。




というより『森』と名がつくことが、らんにゃには不思議でしかたがなかった。

これは……あとで調査する必要があるかも………


特に知ったからと言って何が変わるわけでもないが、『知らない事がある』というのが嫌いならんにゃ。


………と、またふさぎ込んで考えているとアユミの視線を感じて( ゚д゚)ハッ!と我にかえる。




らんにゃ『この奥かにゃ……』


アユミは無言で頷いた。

声を出すとなにかが襲ってくるような気がしたから…






中に入ると奥には宝石でできたような巨人がこちらを向いて立っていた。

何をするでもなく、ただ立っている。

まるで王宮を守る衛兵のように……。




アユミ『あれが………』


らんにゃ『クリュスタイタン……

そう今回のターゲットにゃ……』


クリュスタイタンの身体の核が、【エタニア・クリュス】つまり【エターナル・クオーツ】なんだよね。


取るには……アレを倒さなきゃ……って事か。



カチャ……ヴヴヴゥゥゥンン…

聞きなれない機械音が辺りに響く。

サヤカに借りてきた魔導ボウガンだ。


横にあるスイッチを操作すると属性が変わるらんにゃ特製品だ。はるか昔の古代魔導兵器の文献に記されていたシロモノである。

魔法を使えない者でも属性を操り、機械で魔法を使えるようにする技術。


今ではアルケミストであれば属性を付けられるように汎用化された技術ではあるが、そう簡単にアルケミストになれるものでもないのだ。




٩(๑⊙ロ⊙๑)۶おお

アユミは小さく感嘆の声を上げた。



そして……

『わたしも持ってるよ♬』と言わんばかりに小さな短剣を取り出し、目の前でクロスに構えてみせる。


らんにゃ『ん?ナイフ使い……?』




アユミが『フフッ』と小さく笑いナイフのボタンを押すと………ギュインっと刀身が伸び一対の輝く双剣となる。


アユミ『これが………ミライのチカラ!

いっくよーっ!』

アユミが飛び出すと同時にらんにゃも射撃を始める。

縮地で近づいたアユミは、セオリー通り足を狙いにかかる。

こういう巨体の敵は総じて足元が弱い。小さなときからおもちゃ代わりに剣を教えられてきたアユミは身体でそれを覚えていた。


らんにゃも比較的扱いやすく、師が身近にいる自動弓をセレクト。魔導武器を作る代わりに銃の扱いをサヤカに教えてもらい、そこそこのダメージをあたえられるようになった。



……ただし、ふたりともお世辞にもまだまだ半人前。 


ほぼ学者のアルケミストと、戦いを覚え始めた双剣士なのだ……



曲がりなりにもクリュスタイタンはストーリーボス。

そう簡単に倒されてくれるわけはない。



アユミがぐるっと背後を取った。


この素早さには目を見張るものがある。周りこまれたクリュスタイタンが反転するよりも早く一撃入れて離脱する。


らんにゃは唯一戦える自動弓を構え的確にクリュスタイタンに小さなダメージを与え続けた。






しかし………10分後………

アユミ『はぁっはぁっ……なんて硬いの……っ!?』

らんにゃ『ぜんぜんっ…倒れる気配ないよね…っ!』


軽い絶望を覚えながら背中合わせになって話す二人。

クリュスタイタンは、そんなふたりにゆっくり近づき………その大きな拳を振り下ろす!




ガッ!

クリュスタイタンの拳は地面を殴りつけ大きな音をたてる。二人は既にそこにはいなかったが、当たっていればただでは済まなかっただろう……(ó﹏ò。)


クリスタルの塊のくせに動きは速く、なかなか一筋縄にはいかないがまだダメージは食らっていない。

こちらも決定的なダメージを与えられずにいるので、若干の膠着状態に陥っていた……


そんな時………

ふと、クリュスタイタンが距離を取った。




ぶわっ!

そして、クリュスタイタンが宙を舞う!


その巨体がどうやって飛ぶのかが皆目検討がつかないが目の前の巨人はたしかにジャンプできている!

空高く舞い上がる巨体。


………アユミは知っている。

イヤというほど叩き込まれた戦いの極意……


通常、よっぽどの技でもない限り地に足をつけて戦うのがセオリーだ。着地の時のスキが大きすぎるし、急な方向転換もできないため、戦場では的でしかない。


それはこの巨体であればなおのことっ!

アユミ『よーっし!』

アユミはクリュスタイタンのガラ空きの着地を狙って飛び込んでいった!



つづく



第8話 




はいっ!

今年最後の劇場でしたー♬


時空を超えたふたりの友情だけで乗り越えることができるのか……?

今日も見てくださってありがとでした。


来年もまた見てくださいね(o^-')b



でわでわ………



今日も元気に

行ってらっしゃい♬


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆



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