不破の雷慟

第八話 苦悩

EPISODE 8 高速読み込み

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー

らんです!





今日は【らんな劇場】

不破の雷慟第八話をお届けしまーす


■あらすじ

魔法を制御できないリィムは『不壊の杖』を使い魔法を使えるように……!

なったと思いきや、暴発、暴走…っ!!

ついにはゼノのパーティから追い出され…


それでは始まりまーす

ぶーーーー(はじまる音)






ゼノ『・・・・・・』





ゼノは悩んでいた。

有能なサブリーダーのレイア、

硬いタンクのシキ……

レベルが低いなりに良いパーティだ。


リィムは良い魔道士になり、パーティの大きな戦力になると思ったんだが……




レイア、彼女の判断はいつも正しい。

レイア『リィムには悪いけどこのままじゃ、いつか全滅するわ。

敵だけじゃなく味方にも注意しなきゃいけないのは……ちょっと厳しいよね』

あのときの会話が思い出される。


……たしかにそうだ。


このままではいつか全滅する。

パーティの生存率を高めるためには……

リィムに出ていってもらうしかない。


つらいがパーティリーダーとしては、非常な判断を時にはしなくてはならないのだ。




いや……


果たして本当にそうなのだろうか。





付和雷同的に周りに流されて、ろくに育てもせず追放してしまった……。



そうだ

リィムは他に得意なものがあったかもしれない。魔法も他の方法で使えたかもしれない……



こんなので将来

ギルドマスターが務まるのか…?


不要な人材をただ追放することが、ギルドマスターなのか?!







『……。』



だっ……!

反射的にゼノはソフィアに踵を返していた。

シキ『おい、なんで戻るんだよ!』

ゼノ『すまない、ちょっと忘れ物をした!』




ゼノは走りながら自問自答する。

あの判断はやはり間違っていた!


何か……っ!!

何かあの子が魔法を使える方法があるはず!


メンバー1人救えずに…

何がギルドマスターなんだよ!







しかし………

ソフィアの借家にはもうリィムはいなかった。

どこに行ったんだっ!!


店の中から裏通りまで探し回った。




シキとレイアも合流した。ゼノが言い出したら聞かないのもよく知っている。


レイア『はぁ…なんかそんな気がしてたわ。

ま、それがゼノの良いとこでもあるんだけどね』

シキ『使えないから切る………わけにはいかないか、ギルドマスターなら』


レイア『ま、見つけても、ちゃんと使えるまで魔法は禁止にするけどね』

シキ『それは仕方ないな』


3人はソフィアの隅々まで探し回ったがリィムはもういなかった。





やがて日が傾き………薄暗くなってきた。

ゼノ『あいつどこで寝るつもりなんだよ!

………ったく』

思わず独り言を呟いてしまうゼノ。


『!』

ふと弱い気配を感じ振り返る。



普通の人では気づかないだろう、かなり気配を押し殺す人影が背後にいた。

??『あの暴発娘をさがしてんだろ?』


ゼノ『なんだ、お前は……』


ウィル『俺はウィル……情報屋さ……

ある依頼主に頼まれて暴発娘の居場所を伝えに来た。


……どうだい、聞くかい?』

『・・・!!』


ダッ!

内容を聞くや否や走り出すゼノ。

その後ろ姿には迷いは感じられなかった。


ギルドマスターの卵として歩み始めたその後ろ姿を、ウィルは満足そうに確認し踵を返した。



つづく



■次回予告

リィムの居場所を知る情報屋ウィル。

リィムの居場所は…?そして依頼主とは……?!


そして物語は最終話へ!

不破の雷慟 第九話〜Epilogue〜

お楽しみにね!





はいということで……

次回が最終回となります〜。



ヒトは相手の悪いとこはいくらでも見つけられる。元々ヒトはネガティブな動物だからだ。嫌いな人だと悪いとこは無限に出てくる。なぜなら嫌いな理由を探しているからだ。


ヒトは良いとこを見つけるのはむずかしい。好きになると理由を探すからだ。

好きになった理由、嫌いになった理由をつけて、自分を納得させる。


そしてどんな人でも何か取り柄がある。

ギルドマスターとして歩み始めたゼノはそれを見つけられなかった自分を責めていたのです。


このあたりは現実と同じですよね♬



さてさて、

そんなリィムはどこに行ったのでしょうか………


次回が最終回

お楽しみにです〜 *。٩(ˊᗜˋ*)و*




でわでわ……


今日も元気に

行ってらっしゃーい♬


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆



https://maigodiary.info/


https://maigodiary.info/theater



お話がよかったら「いいね」で応援しよう!

作者や作品の励みになります。ぜひワンタップで応援を届けてね!

前のお話へ 次のお話へ
マガジンラックへ 劇場トップへ