優芍の幼駿

第9話:まぞく

EPISODE 9 高速読み込み

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー

らんです!




今日は劇場回!

【らんな劇場】優芍の幼駿第九話をお届けしまーす。

カレーの素材を『狩り』に行っちゃって捕われの身となったうらん。


危機一髪で現れたのはゆうらんママっ!

魔族を倒すことはできたのかな、かな?


それでは第九話ご覧くださいませ!


ぶーーーー(はじまる音)






ばしゅぅうぅぅっ! 

側方にふっとばされた魔族に最後のアローが着弾する。合計10発のクリティカルアローをその身に受けた魔族はピクリとも動かない。


しばしの沈黙…………




杖を構えていたゆうらんは、

( ゚д゚)ハッ!と我にかえり、うらんたちのもとに駆け寄る!


ゆうらん『うらん…!』

うらん『ままぁ……(ó﹏ò。)』

チーカ『ありがとうごさいます!』

拘束を解かれ久しぶりの自由を喜ぶ、3人のほっこりした雰囲気を崩したのは………





小さな小さな笑い声だった……

魔族『………ふふふっ』




魔族は何事もなかったかのように、ふわっと羽根のように軽く立ち上がる。

魔族『あーびっくりしたぁ』


そう、アローが当たる前と何一つ変わることなく…………傷一つなかったのだ。




どこかで見たことがある……

クルンはその特徴を思い出し………

クルン『…き…貴様は……

メイビス……っ!?』


ふふん♬ 

と鼻を鳴らして少し上機嫌になるメイビス。

メイビス『あら……?

よく知ってるのね、天使さん?

あたしの名前を知ってるってことは……


貴女に勝ち目はないことは…

………判るよね…?』

不敵な笑みを浮かべ、ゆっくりとクルンのほうに向き直るメイビス。


じりっ……

クルンがたじろぎ1歩下がる。

つ…っと一筋の汗がクルンの頬を伝う………




完全に油断しているメイビスにゆうらんの呪文が完成する……っ!

ゆうらん『ファイアブラスト!炎』


クルン『無駄よっ…!

四精霊の魔法はコイツには効かな……っ!』


ずががんっ!!


魔族を巨大な火球が包み込み、大きな音を立てて四散する…!





しかし………というか……

やはり……




大きな爆炎の中に、すっくと立ったままの魔族のシルエットが見える………

ゆらゆらと揺れるそのシルエットは、恐ろしいを通り越して優雅にさえ見えた。



クルン『このままじゃ…!!

………ゆうらんさん………なんとか

……耐えててっ!!』


ふと何かを思いついたクルンは、そう言い残し大きな羽根を広げて宙に浮く。



メイビス『あら…?……逃げる気?』

メイビスは手早く詠唱し、ジャベリン………



いや………

ジャベリンサイズの……アローだ!!

しゅばばばっ!と風切音を出しながら紫の魔法陣から大きなアローが飛び出す!



追ってくるアローを速度で振り切ろうとするクルン!

なんとかアローと同じ速度で逃げていく!


追ってくるアローを引き連れたまま洞窟の奥に消えていくが…


数秒後。

ズガン!ガンガンガン!

同じところに魔法が連続で当たる音が…!

ゆうらん『クルンーっ!!』




メイビス『あー。全弾命中♥』



心底楽しそうにメイビスがニヤリと笑う。

メイビス『天使の羽根……残ってるといいなぁ』





ゆうらん『くっ……ファイア………アロ…』


メイビス『効かないと………

言ってるでしょ……っ!!』


苛立ち紛れに振るった魔族の横薙ぎの一閃!

バキっ……!!

大きな音とともに

振り上げた杖が…まっぷたつに折られたっ!


魔力を付与されていた杖の、その折れ口から魔力が血のように放出されるのが見える……



ゆうらん『くっ……杖がっ』

うらん『ま、ままぁ……っ!』



杖がなければ集中力が続かない!



もともと魔法は効かないけど、足止めくらいにはなっていたのに……!


ゆうらんは自分の後ろにチーカとうらんを回し……魔族から守るように対峙する……!



メイビスはつまらなそうにゆうらんを眺めると……『ふうん?』と一つ頷き…………



びっ………

魔族の指先が紫色に光り、ゆうらんの肩を光線が貫く!

ゆうらん『がっ……!』


うらん『ままっ!』


メイビス『うしろの…

その子が居るから避けない……と………。


ふぅん、人間って面倒な生き物なのね。

その子達のかわりに盾になると?

……ふふふ』


メイビスが意地悪く笑う。




尖った爪をくるんくるんと宙の何かを弄ぶように左右に振る。


そしてゆうらんに向けて指を銃のように構え、片目をつぶって狙いを定め………


メイビス『ばぁん♬』

撃ちだされた光線は狙いを違わずゆうらんにつき刺さる……っ!!



ゆうらん『くはっ!』 

痛みに耐えながらゆうらんは、小さく声を紡ぎだす………

 

ゆうらん『ぜったいに……この子たちは………

わたしが……守る………!』


メイビス『あはは(。>∀<。)ははははっ』

その声にメイビスは心底楽しそうに笑った。




メイビス『大丈夫よ?その子は傷つけないわ?

えっ?!

ゆうらんは耳を疑った。


この絶体絶命の状態に、その言葉は一筋の光明に見えた。



しかし…


メイビス『その子の羽根はだいじな素材だから、壊すわけにいかないのよね♬』


……この光明はあっけなくかき消された。


つづく





はいっ!

四精霊の魔力を無効化する能力を持つ、冷酷な上級魔族メイビス。


この魔族さんはLeginaさんのパラをお借りしています〜(*´艸`*)

レジさん、メイビスの設定を考えてくださってるのでご紹介いたしますねー♬

名前:Mavis Heldilast(メイビス ヘルディラスト)

種族:魔族

設定:異様な生物や怪物といったキメラに関する研究をしている魔族。たとえ自ら造った生物であっても不要と判断すればそれらを容赦なく抹殺・次の研究の贄として扱う非情さを持つ。

[守壁の友嬢]でらんにゃに対してマンティコアをけしかけて素体にしようとした過去がある。


ということで、キャスト的にもなんだかぴったりな感じで『採用っ!』となりました。

メイビスさん、うまく描けてますかぁ?


ということでまたもや、いいとこで終わったらんな劇場です(*´艸`*)


また次回も見てくださいね(o^-')b





でわでわ……


今日も元気に

行ってらっしゃい♬


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆



らんなび 

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